皆さん、「ケサランパサラン」って知ってますか?

ケサランパサラン

昔、話題になった不思議な生物?

けさらんぱさらんさん

植物タイプ
我が家にいるケサパサや、ケサランパサランの我が国第一のバイブルである「ケサランパサラン日記」に 出ているような、たんぽぽの種っぽいヤツが先ず第1種類目。 これをここでは「植物タイプ」と呼ぶことにする。
形態としては、中心部に環状の(穴のあいた)核のようなものがあり、そこから放射状に毛が生えている。 そしてこの毛をよく見ると、さらに細かい毛が生えている。
びわの木に生息する」ってやつはこのタイプだと思う。



動物タイプ
「植物タイプ」がいるならやはり「動物タイプ」もいる。
実は「ケサランパサラン日記」の後ろの方にも、「動物タイプ」の写真がちゃんと掲載されている。 (本当にこの本はスゴイ!)
「動物タイプ」とは「毛むくじゃらな毬」って感じのもので、 (今度スキャナーを買ったらこの写真もHPに載せようかと思っている。) よく「きつねの落とし物」と呼ばれているらしい。

鉱物タイプ
その次に登場するのが、「鉱物タイプ」。
こいつは、軽石っぽい感じのもので、別名「馬ん玉」と言うらしい。 この写真も「ケサランパサラン日記」に出ています。
「へいさらぱさら」って名前も付いているらしい。(奥が深いでしょう。)
雨乞い用いられていたのはこのタイプらしい。

昆虫タイプ
ここまでは結構有名なんだけど、 私はあえてもう一種類「虫タイプ」ってのを追加したい。
これは「しろばんば 井上靖 著」にでてくるやつなんだけど、 空をふわふわ飛んでいる。
確かに「植物タイプ」も風に吹かれてふわふわ飛ぶんだけど、これはあくまでも「漂っている」だけ。
それに対して「虫タイプ」は自力で飛ぶ!!
多分、虫の一種だと思うんだけど、こんなのもけさぱさの仲間に加えてあげたいな。 なんたって、井上靖の作品に出てくるんだから、文学的メルヘン度は非常に高いぜ!
10年ぐらい前までには、雨の降る前には必ず このタイプの虫(「わた虫」って 呼ばれていたらしい) が小集団で現れていたとのメールをくれた方もいらっしゃいました。

続々登場新タイプ
「4種類いる!」と明言しておきながら、新タイプとは何事だぁ!って感じですが、 皆様からの情報を集めれば集めるほど例外がどんどん出てくるわけです。 しかしこれは現代科学の常であり、確率的に起きる進化の過程を考えればな〜んにも不思議な事はありません。

で、どんな新タイプがあるかといえば・・・
砂漠に舞い降りた天使の羽タイプ
勢いで付けてしまったタイプです。アラブ首長国連邦のデュバイでケサパサを発見された「しのさん」は 「天使の羽ってこんな感じかな?」と感じたそうです。
アラブ首長国連邦で発見した「しのさん」の投稿

銀座モダンタイプ
これまた勢いで付けてしまったタイプです。「マンボウさん」がなんと銀座で発見したタイプです。 多分、植物タイプのようですが、もぐちゃんはあえてこう命名しました。
銀座で発見した「マンボウさん」の投稿

超巨大タイプ
これは驚きです!「りなさん」が育てている直径30センチの超巨大けさぱさです。
「りなさん」の投稿

ドイツ式植物タイプ
ドイツで発見した「ドイツ膝栗毛さん」の情報によれば、そのケサパサは植物タイプの様相をしながらも 自力でふわっと飛びます!ワタシはこれをドイツ式植物タイプと名付けました。
「ドイツ膝栗毛さん」の投稿



ケサランパサランに、種類がこんなにあるとは?