小町算とは?
小町算(こまちざん)は数の遊び。
1□2□3□4□5□6□7□8□9 = 100 という数式の□の中に
、+,−,×,÷,空白のいづれかを一つづつ入れて
、正しい数式を完成させるというものである。
また、以下のように規則を変えて出題されることもある。
×,÷ の使用を禁止する。
括弧、冪乗、平方根の使用を許可する。
右辺を 100 だけでなくいろいろな値に変える。
左辺を逆順にする。(9□8□7□6□5□4□3□2□1 = 100)
名称の由来
小町の名称は小野小町に由来するが、その由来としては
小野小町のように美しい数式という意味
小野小町の下に九十九夜通いつづけた深草少将を偲んで
などの説がある。
解答例
正順
123−45−67+89=100
1×2×3×4+5+6+7×8+9=100
1+2+3+4+5+6+7+8×9=100
逆順
98−76+54+3+21=100
その他
欧米ではセンチュリーパズルと呼ばれる問題がある。
1〜9の数を1つづつ使用し、帯分数の形で100を表すものである。
イギリスのヘンリー・E・デュードニーによって、11解が発表されている。
96+1428/357=100
下記は、或誌面での記事から抜粋したものである
(-1-2345)/6*(7-8)+9=
1+(2+3456)/78*9=
(12-345-67)*(8-9)=
(12-345-67)/(8-9)=
12*(3-45+678/9)=
12+345+6*7-8+9=
12-3+456-7*8-9=
12*34+56/7/8-9=
1+2+345+6*78/9=
1*23+456-7-8*9=
12-3+456+7-8*9=
1*2/3*456+7+89=
1-2*3*45+678-9=
結果は、皆同じ結果(400)になる。
同じように計算パズルにフォアフォアズというものがあります。
これは4つの4といろいろな計算記号を使って答えを0から順番に作っていくものです。
答えの一例ですが、
44−44=0
44÷44=1
4÷4+4÷4=2
(4+4+4)÷4=3
というようにします。
ルート(√)や階乗(!)、小数の表現で0.4を.4と表現して使ってもよいようです。
あなたはどこまで作れますか?
数の美しさと不思議
「4個の4」は,
4つの4とあなたの知っているすべての数学の記号を使って
、1から100までの整数を表すパズル
① 0 = 4+4−4−4=44−44
② 1 = (4/4)+4−4=4/4
③ 2 = (4/4)+(4/4)=4−((4+4)/4)
④ 3 = (4+4+4)/4
⑤ 4 =(4−4)×4+4
⑥ 5 = (4×4+4)/4
⑦ 6 = ((4+4)/4)+4
⑧ 7 = (44/4)−4
⑨ 8 = 4+4+4−4
⑩ 9 = 4+4+(4/4)
⑪10 = (44−4)/4
⑫11 = (4/4)+(4/.4)
⑬12 = (44+4)/4
⑭13 = ((4+.4)/.4)+4
⑮14 = 4+4+4+SQR4 (SQRは”ルート”です。)
⑯15 = (44/4)+4
暇つぶしに小町算より
1+2+3+4+5-6-7+8-9=1
12-3-4-5-6+7-8+9 =2
1+2-3-4+5-6+7-8+9=3
12-3-4-5-6-7+8+9 =4
1-2+3-4+5-6+7-8+9=5
12+3-4-5+6-7-8+9 =6
1+2+3-4+5+6-7-8+9=7
12-3+4-5+6-7-8+9 =8
1-2+3-4-5+6-7+8+9=9
12-3-4+5+6-7-8+9 =10
1+2+3-4+5-6-7+8+9=11
12-3-4+5-6+7-8+9 =12
1から9までの連続数を使い、分子と分母に分けて1/2〜1/9を作る
1/2 = 6729/13458
1/3 = 5823/17469
1/4 = 3942/15768
1/5 = 2697/13485
1/6 = 2943/17658
1/7 = 2394/16758
1/8 = 3187/25496
1/9 = 6381/57429