岡山県知事三木行治

三木行治(みきゆきはる)
昭和26年　岡山県知事
昭和39年　ラモン・マグサイサイ賞受賞

三木行治の生涯について知りたい | レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000028886

岡山県知事三木行治　享年六十一才で逝去。
仕事一筋に生きた三木が残した遺産は、共済組合への借金四十万円だけだった。

「セールスマン知事の戒め」
『私のセールスとしての成功は、天の時・地の利・人の和の上に立っている』

「第一に、　正直こそ最良の商略である」
　　結局その人信ずべしとなるかならぬかが、成功の鍵

「第二に、骨身をおしまない」
　人の為に根かぎり尽くせ、代償を求めず。欲得なく無駄骨を折れ

「第三に、ティーンエイジの友人を大切に」
　　バラ色の時代の友情は、純度の高い一級品。貴重かつ大切に

「第四に、いかなる時も非難しない」
　　やわらかくそして逃げ道をあけておいて、とっくりと説得する

「第五に、決して悪口は言わない」
　　私たちの住んでいる地域はおそろしく狭い事を知る

「第六に、自分の健康を大切に」
　　本当に健康に溢れている時こそ説得力はピーク、信頼も勝ち得る

今時の、自分の利益になる事のみ関心を示す政治家、官僚に自戒を求める